スーパーなどで販売されている「米こうじ」で甘酒を作ってみたい。
この米こうじでどのくらいの量の甘酒ができるんだろう?
と思っている方
手作りの甘酒は案外簡単にできるんですよ。
手作りの甘酒はコスパがいいのです。
食堂のパート時代に料理上手の同僚から教えてもらった
市販品にはない特別な甘酒を作ることができますよ。
米こうじは自然の甘みでとっても美味しいです。
ぜひ作ってみてくださいね。
今まで、炊飯器を使って作っていましたが
電気圧力鍋の低温調理の機能をつかうととっても簡単に作ることができたので
ご紹介します。
甘酒作りに使った米こうじ
地元のお店が作っている麹菌があります。
高見味噌店(たかみみそてん)へようこそ。
湯けむり漂う湯郷温泉のほど近く、岡山県美作市で味噌の醸造、販売を行っています。体のことを考えて、良質な材料を選び、手間暇かけて丁寧に手作りしています。
心がほっとする、自然でマイルドな味わいです。おいしい味噌で、心と身体の健康生活を応援します。塩麹、米麹、麦麹、甘酒、お中元・お歳暮に最適なご贈答用のお味噌も通販でお届けいたします。引用:高見味噌店ホームページ
いつも行くスーパーで購入できるので簡単に手に入れることができます。
袋の裏に米こうじ850gを使った甘酒の作り方が記載してあります。
自分の使っている電気圧力鍋で4合までのお米が炊けるので
4合のお米を使って甘酒を作っています。
甘酒の作り方
米こうじ850gで甘酒を作るときの材料
甘酒を作るにはまずはおかゆを作ります。
普通にご飯を炊くときの水のメモリではなく
◯2合なら4合のメモリ
◯3合なら水は6のメモリなど
いつもより柔らかいご飯を炊きます。
自分の場合4合のお米を使うので8合のメモリまで
水を入れたいところですが
鍋の大きさの関係で6合のメモリまで水を入れています。
そこは混ぜる時に少しやりにくいのですが
問題はありません。
- 米こうじ・・・一袋850g
- もち米・・・4合
- 水・・・鍋の最高値であるメモリまで
普通のお米を使うよりもぐっと美味しい甘酒ができるので
作って比べてみてくださいね。
電気圧力鍋を使った甘酒の作り方
1:もち米4合を洗い多めの水を入れておかゆを炊きます。
もち米を使っています。
2:おかゆが炊けたら電気圧力鍋の電源を抜いて温度を下げる
もち米を使ったおかゆが炊けました。
軽く混ぜておかゆが冷めるのを待ちます。
米こうじの菌が高温では死んでしまうので温度は大事なのです。
温度計がなくても少し暖かいくらいに冷めたら混ぜても大丈夫ですよ。
冷たくなってしまうとおかゆが固まってくるので
米こうじが混ぜにくくなりますから注意してください。
3:ほぐした米こうじをご飯に混ぜる
お鍋の容量がいっぱいいっぱいですね^^;
それでもよく混ぜてこのまま保温状態にしていくので
頑張ってまぜます。
ご飯と米こうじがよく混ざったら
電気圧力鍋の低温調理機能をセットして発酵段階になります。
4:発酵させる
アイリスオーヤマの電気圧力鍋を使っています。
- 手動メニュー:「低温・発酵」モード
- 温度調節:55℃
- 時間:9時間
にセットします。
9時間の間は放置でいいの?
時々混ぜてください。
焦げ付いたりするわけではないので時々!
全体を同じように発酵するために混ぜるという感じです。
どんどん甘くなってくるので楽しいですよ。
はじめのうちは、米こうじの米が固くつぶつぶしているのですが
だんだん柔らかく、甘くなってきます。
発酵中は電気圧力鍋の蓋ではなく、別の鍋やフライパンの蓋を使ってください。
5:9時間後、発酵して甘くなったら甘酒完成
ここでできた甘酒を「かたご」というのです。
これはこの地域の方言みたいですね^^
出来上がった「かたご」は約3倍に水や牛乳で薄めると甘酒として飲めます。
一袋800gの麹菌で作ることができる甘酒の量は?
こうじ菌850gでできた「かたご」の量は
約2リットルでした。
冷蔵庫に密封容器などに入れて保存しておきます。
冷蔵庫のなかの甘酒の素「かたご」です。
この他に同じくらいの分量が冷蔵庫の野菜室に入っています。
「かたご」は3倍くらいに薄めて甘酒として飲むので
6リットル分の甘酒が飲める!ということですね~
- 安心な材料を使って
- コスパがいい
ちなみにもち米も我が家の近所で採れたもち米です。
終わりに・豆知識
一度にたくさんの甘酒ができました。
保存期間は約一週間
知り合いにおすそ分けをしてもとても喜ばれます。
豆知識
甘酒を水や牛乳で薄める時に
温かい甘酒を飲みたいとき鍋で沸かしたら
「せっかくこうじ菌が生きているのに死んでしまうからダメよ~」
という方がおられました。
ごもっとも!と思いましたが
水で薄めただけでは水と甘酒が分離して美味しくないのです。
小鍋に入れてクツクツっと沸騰直前まで煮ると
分離しません。
ここで菌を取るか美味しさを取るかという問題・・・
最近、知ったのですが
こうじ菌は熱に強いから煮ても大丈夫!という情報が・・・
これについてはもう一回しらべてみますね。
- 菌活なら熱を加えない。
- 砂糖を使わない甘みを求めるなら火を通す。
悩みどころですね。